動きのある構図でキャラ絵を描いてみた
↑からの続き
背景メインの絵を描いたので次はキャラメインで描くことにしました。
キャラはポケスペのイエローにしました。
世代が古いw
ポケットモンスターSPECIAL (4) (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: 日下秀憲,真斗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/01/01
- メディア: コミック
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構想~ラフ
前回キャラを小さく描いたので今回はキャラを大きく、ついでに 大きな動き をつけて描いてみることにしました。
ネットからパルクールの画像を検索してきて良さげな動きを参考にしました。
パルクールの写真は結構大胆な構図とか多くて面白かったので今後も参考にしたいです。
最初は画面左下を消失点とした構図(左図)を考えましたが、壁が低く見えて飛んでる感がショボかった ので消失点を消して正面構図にしました(右図)。
壁はレンガみたいなイメージ。
カラーラフ
人物とピカチュウの色を適当に付けたまでの時点でピカチュウが パチモンっぽかった のでちょっと太らせました。
上のカラーラフを描いて、どうも 鉄板の上に着地している ように見えだした(おそらくピカチュウの高度が足りない?)ので壁を別のものに変えることにしました。
今見ると高度が足りないというよりピカチュウの影の付け方がまずいような気が。
壁の向こう側が見えれば飛んでる感が出る かなと考えて最初にガードレールに変えましたが、手が痛そうなので木の柵にしました。
ついでに左奥方向に道を作って奥行き感を出せるようにしました。
当初 左下方向が消失点だったのに 描いているうちに 何故か右上方向に消失点が出来る という謎の状況になりました。
おかげで柵と道の関係性がおかしなことになってますが、壁とかガードレールより木と草むらと道の方が ポケモンっぽい 気はするので結果的にはよかったのでは。
描き込み~完成
各場所の書き込みを入れ(下左図)、ライティングの調整や色調整、遠近のぼかしをして完成しました(下右図)。
描いてる最中にだいぶ構想が変わってコネコネした感じになりましたが、結果的にはよくできたのでは。
草むらが生えてポケモンっぽさが出る感じになったと思います。
コネた結果生じたパースの狂いも、好意的にとらえれば逆にスピード感が出る気がしないでもない?
初めから構図がちゃんと決まってバシッと描くことに越したことは無いとは思いますが、ボンヤリで描き始めて軌道修正しながら作るのもアリかなーとは思いました。
後、色が全体的に黄色・緑・青の 色相環で言うと右側によりすぎてる感じ がするので、アクセントの赤色とかどっかに使ってもよかった気はします。
モンスターボールがもっと目立つ形になってれば赤を効果的に使えたかも。
レッドの帽子とか被らせても面白かったかもしれない。
良かったところ
- 動きのあるキャラ絵が描けた
- 軌道修正しながら満足いく形に持って行けた
微妙なところ
- コネまくった結果パースはおかしなことになっている
- 色が黄色~青までの色で固まってるので色味がさみしい気がする
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