アラサーのオッサンが絵の練習するブログ

中学以降絵描いたことなかったアラサーのオッサンが絵の練習します

お絵かき初心者オッサンが調子乗って液タブをポチッた後

 

ossanoekaki.hatenablog.com

 上からの続き

 

液タブを買った結果

調子に乗ってデカイ液タブを買った結果 → 机が埋まりました

思ったよりもデカくて机の作業スペースが液タブに占領され、キーボード置く場所もなくなりました。無駄に重いので動かすのも大変です。キーボードは膝上で打ってます。

物理的に机が液タブに占領された影響で、机に座ったら絵描くくらいしかやることがなくなりました。

描き始めるエネルギーが出ないって人はデカイ液タブ買って物理的にスペース潰すの結構有効なのでは?

そもそも机が汚いのは見なかったことに。

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肝心の巨大中華液タブ(GT-191)の使い心地ですが、ぱっと写真見て頂いてもわかる通り 色が変 です、TN液晶に角度つけたみたいな色してますが一応IPSなのでどこから見ても大体この色味です。

どう調整しても白っぽくなるので絵描くときの色の調整は左上のモニタを見ながらやってます。

後、視差(見た目のペン先と反応するペン先の差)のデカさが結構ヤバイです。ペン先と描いてる場所がめっちゃズレます。気になる人は「GT-191 視差」とかでググってください。

色もヤベー視差もヤベーこれは失敗したのではと当初思いましたが、一日位使ってたら慣れました。ガチ勢の人はどうかはわからんですが、始めて液タブ使うような初心者レベルだと多分すぐ慣れますしペンタブよりは描きやすいと思います。

後は色々ダメな要素を帳消しにするくらい圧倒的なデカさがやっぱり描きやすいです。

初心者はみんなデカイの買って机のスペースを物理的に消しましょう。

 

軽く描くつもりがちょっと大作に

液タブ買ったし pixiv sensei の講座も一先ず終わったのでそろそろ好きなゲームのキャラを描こうと思い、ソフィーのアトリエのソフィーを描くことにしました。

 ソフィーのアトリエは中々良作なのでやってない人はやった方がいいです。

 

いきなり描こうにも構図も何も思いつかないので、とりあえずゲームの一シーン(下のやつ)を真似して描こうということにしました。

これまでキャラの練習ばっかだったので、今回は 背景までちゃんと描こう というのを目標にしました。

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最初はゲームの画面っぽいところに小物を追加してって感じで下書きしてましたが

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途中でゲーム画面そのままも芸がなくね?という囁きが頭をよぎったのでクリスタ弄ってたら見つけたパース定規を使ってパースっぽいものをつけた背景を描きだしました。

パース定規はとても神なので使ったことない人は一回触ってみた方がいいです。

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この辺まで描いて、資料がゲームの画面だけだと細部が全然わからないということに気づいたので急いでイラスト集をポチりました。資料あるなしで全然違うので、描きたいキャラとかある人はイラスト集先にポチっといた方がいいと思います。自分も線画の前にポチっておくべきだった・・・

 

キャラを先に描いたら満足してしまって背景手抜きそうだなと思ったのもあって、キャラそっちのけで結構頑張って背景を描きました。プラフタ(飛んでる本)はそれだけで一日位かけて塗りました。

プラフタ含め中々満足のいく塗りが出来たので、「地力が足りなくてもめっちゃ時間かければ結構いいのが出来るな」というダメなエンジニアみたいな手ごたえを得ました。

 

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背景の後ソフィーまで塗り切ってぼかしとかも入れて完成しました。今まで2日かけたくらいが最長でしたが、今回は完成までまるっと10日位かかりました。

設定資料集を見ると、ソフィーはゲーム画面に映ってるよりも小物の装飾が細かかったりしたので修正作業が大変でした。無駄に修正しないといけなくなるので、やっぱり初めからちゃんと資料見た方がいいと思います。

クリスタの機能を色々試そうと実験してた(質感レイヤーとか合成レイヤーとか)のもあって無駄にレイヤーが増えて重くなりました。最終的にレイヤー200枚超くらいになりました。

 

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完成した後

完成した当時個人的には「めちゃくちゃ良くできた!!」と思ってましたが、とりあえず弟と妹に見せたら両方ともに第一声で「目が死んでる」と言われました。

当時は「マジ?」って感じでしたが、今冷静に見ると普通に目が死んでると思います。

 

今この絵のダメなところを上げるとしたら

目が死んでる 髪が重い 服は質感が出てない 窯の縁はおかしい 顔があんまり可愛くない(固い?)

等キリがない位出ますが、当時時点では実力の200%位出てたと思います。

 

これ描いてる途中にアトリエ公式が#アトリ絵というファンアートのイラコンみたいなのをタイミングよくやりだしたので、折角なので提出しました。


www.gamecity.ne.jp

 

これで得た教訓

「時間をかけまくるとクオリティが上がる」は当たり前ですが実際思ったよりもクオリティが上がると自分の満足度&自信がつくのと、自分が今まで描いてたクオリティラインの限界を超える結果で得られる経験値がすさまじいと思います。
初心者レベルだとラフみたいなのを何個も描くより、時間かけて一作のクオリティ高めるのが一番上達するんじゃないかと感じました。後これで背景を結構頑張ったので、背景描く抵抗感がなくなりました。

完成させた後のハイな状態&アトリエイラコンが始まったのもあり、次はもっと時間かけまくってめっちゃいいのを描いてやろうという、完成しない個人ゲーム制作者みたいな考え に陥った結果しぬほど大変なことになりましたがそれは次にします。 

 

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